2014/05/17（土）	悪いような，良いような〜ジギング〜

久々の飯岡。幸丸ルアーで単独釣行である。 例のごとく船宿で受け付け。カウンターに何やら貼ってある。 ふむふむ，消費税アップに伴い500円のサービス券を廃止だとさ。ご時世だねぇ。悲しいねぇ。 全然景気回復になってねーじゃんアベノミクス。 最後の割引券を使ってお支払いを済ます。 席取りシートに名前を書こうとするがまだ白紙。という動揺を見透かしたのか，大船長曰く「今日は二人ですから」。 マジかぁ，すげー余裕の助じゃん。

岸壁に移動。 あれ，超空いてるんですけど。 いつもなら道の両脇に釣り人の車がビッシリ駐車してるんだけど，今日はガラガラだ。 明け方までの強風でキャンセルが相次いだか？ でも，午後は風も止み絶好の釣り日和となったのだ。

さーて出船じゃ。 およ，ふと見ると，船長とTシャツがお揃いだった。 佐藤船長，シャレの判る男とみた。 出船間際に船長曰く「青物でしょ？」。 ケ：「あ，ええ」「ハイとスロー両方持ってきました」 船：「スローだと根魚だね」「両方って訳にはいかないんだよね」 ケ：「マジっすかぁ？」 船：「ヒラマサ狙ってみましょう」 ケ：「スローでマサいけますよね？」 船：「かける人もいるけどねぇ」 どうやら今日はハイピッチオンリーになりそう。 未だかつてハイピッチで釣れた実績のないケロ。 どうしよう，すでに釣れないモード。

さて，状況だが，概して良い海況じゃなかったな。 途中，大きな鳥山が現れるも，ナブラが見えない。 この鳥さんたち，何狙ってんだろうか？ マサを求めてひたすら落としては巻き，落としては巻き。 だめだ，釣れねぇ。 そうこうしているうちに，もう一人の客人が良型のヒラメを揚げた。 開始から3時間くらいか，船長のピックアップ指示に従いジグを回収してきた途中モゾっとした感触。 ？？っと思って糸ふけ取って合わせをくれたら乗ったね。 フッキングと同時に下に突っ込むこの感覚は紛れもなく青物の感じ。 やべぇ，ハイピッチ初獲物ゲットかぁ？ 水面近くになっても底に突っ込もうとするキャツだが，ようやく上がってきたのは立派なワラサ。 うれぴ〜，ハイピッチで初ゲットぉ！ さらにまたピックアップ途中で違和感が，でも巻きは軽い。 揚がってきたのは・・・やっぱりサバだったか。

その後，水深60m〜40mのポイントを探りまくるが船中まったく魚信無し。 やばい，ワラサ1本きりじゃ帰れねぇーぜ。 水深40m，探見丸によると海底に起伏が確認できる，ということは根・・・だな。 40mならスローで十分いけるはず。 マサが来た場合は取り込みに苦労するかもしれないが，来る気配は毛頭無い。ならばここは何らかのお土産ゲットに走るしかあるまい。 130gのスローブラット投入で即ヒット。 揚がってきたのは何とソイ。 やべぇ，スローで根魚を初ゲット！ さらに続いて沖メバルをゲット。 あ〜，やっぱりスローっしょ。 釣れないときのスローさまさま。

17:30，無情にもタイムアップ。 本命の青物的にはお粗末な結果となったが， ハイとスローのいいとこ取りみたいに多彩な魚種が揃った。 もう2本くらいワラサがいればなぁ。 でも，今日はハイピッチの勉強になったなぁ。 いままでは釣れる気がまったくしなかったけど，何となく勘所みたいなものが少しつかめたかな。

おまけ 久々に〆鯖を作ってみた。 これは第一行程の塩〆してるとこ。 ここから半日かけて〆鯖に仕込んでいく。 冬場と違ってあまり脂はのってないようだが，果たしてどうのように仕上がるのか。楽しみだなぁ。

ってなわけで，いつもと変わらない程度の釣果だったけど，ジギングの奥深さを痛感した釣行だったかも。 青物的にはお寒い状況だが，ハイとスローのコンビネーションの妙というか，今までで一番楽しいジギングち言ってもいいかもしれないなぁ。 果たして，初マサゲットはいつになるんだろう。

本日の釣果
ワラサ	1
ソイ	1
沖メバル	1
サバ	1

本日の潮時（犬吠埼）［中潮］
満潮	干潮
04:41	11:51
18:53	23:52