2012/05/01(火) | テンヤの神,降臨 |
前回の勝浦はヒジョーにショッパイ結果だった。 寒い,底がとれない,釣れない・・・地獄のスパイラルに陥ってしまった。 おかしい,何の根拠もないが,テンヤはこんなものではないはずだ。 もっとタイや青物が乱舞する夢の釣りのはずだ。ほんとか? 従来なら,5月1日は,世を忍ぶ仮の勤め先の釣りクラブ定例会が行われるのだが, 今年は4月にアジっちゃったからお流れとなった。 無いなら自分で行くまでだ。 そんなわけで,今日も釣れないくんとテンヤに出撃だ。 ここのとこ好釣果が続いている波崎の浜茄子丸からの出船だ。 さて,どうなるのか。 いつもどおり,22:00頃に現着してミニ宴会を開く。 車外での宴会も十分耐えられる季節になってきた。 そして爆睡後,4:00起床。 5:00頃に船長がやってきて乗船。 釣れないくんが言うには,今までのなかで一番イケメンの船長だとのこと。 ケロのインスピレーションは,上田正樹・・・悲しい色やね・・・ほーみたい,おおさかべいぶるーす♪ って言ったら,無反応な釣れないくん。 ケ:「おいおい,もしや上田正樹しらねーの?」 釣:「誰ですかそれ?」 ふっ,いやな世の中になっちまったもんだぜぇ・・・(泣) 上田正樹,桑名正博といやー,おめぇー,って,聞いてんのかこら? 本当に悲しい色になりそうなので,ケロール劇場はこのくらいにしておいて, 釣り客我々を含め計6名。 GWなのに,でも一応平日だけど,空いている。まぁ,広々釣座が確保できるからラッキーだけどね。 |
波崎港を後にポイントへ向かう。 振り返れば銚子大橋。 天気がいいんだか悪いんだか・・・ 前を向けば, 我々の未来を祝うかのように朝日が昇る。 前回は嵐だったから,それを思えば天国のような日よりだ。 海も穏やか。 |
|
30分ほどでポイント到着。 水深は30m前後。これもうれしいね,とりあえず8号から始める。 釣り始めると,当たりはあるもののフッキングに至らない。 そうこうしているうちに釣れないくんが1枚揚げた。 上田正樹を知らないヤツに先に釣られるなんて・・・みょーなプレッシャーがかかる。 エビに対してフックがでかいと思ってサイズダウンして再開。 すると,しばらくして当たり,スパンと即合わせするとヒット! 引きもいい感じ,揚がってきたのはタイだ〜(嬉) |
元気に泳ぎ回る本命。 もうちょっと大きければね・・・ いやいや,贅沢を言ってはいけないのだ。 タイゲットは1年ぶりくらいではなかろうか。 今晩の刺身は確定した。 テンヤのツボも何となくわかってきたし, ここから一気にテンポアップだ。 |
さて,ここで釣れないくんに悲しいハプニング発生。 何と,炎月が折れちゃった。 ティップの第1ガイドと第2ガイドの間でポッキリとね。 不幸中の幸いで折れた場所が良かったので, そのまま釣りを続行することができた。 しかし,買ってひと月で折れちゃうなんて, 何てついてないんでしょ。 相当なショックだよな。 心中お察し申し上げます。 早く修理に出しなさいよ。 あまりのショックに茫然自失の釣れないくん→ きっと上田正樹のたたり←しつこい! |
途中,釣れないくんのクーラーを覗いてみた。 今日もそこそこ結果を出しているみたい。 折れた竿でこの結果とは・・・やっぱり持ってるねぇ。 クーラーには少し海水を入れておくといいよ。 このままじゃ魚が乾いちゃうからね。 船長もこまめに船の位置を立て直す。 不思議なもので,当たり頻発セクションもあれば, まったく生命反応のないセクションもある。 まぁ,これはテンヤだけじゃないけどね。 集中力も切れず釣り続け,12:00沖上がり。 |
帰港途中,今日はうれしい記念撮影だな。 真鯛のみならず,型のいいメバルも釣り上げ ご満悦の釣れないくん。 久々のドヤ顔,いただきました〜! |
ケロも久々に真鯛を手にホっとひといき。 大きく写るようになるべく前に出したんだけど, それでもこの程度の大きさかぁ・・・ ところが,よく見るとこれハナダイじゃん! 真鯛とハナダイを取り間違えるなんて, ケロも焼きが回ったもんだよ。 |
王国に帰って浜茄子丸HPをチェックしたら, 今日の釣果が載っていた。 「マダイ 30〜45cm 2〜7尾(30cm未満含まず)」 皆さん意外に好釣果だったのね。 あれ?おかしいな。 0〜7尾じゃないかなぁ? ケロと釣れないくんは30cm未満のはずだけど・・・ まあ,細かいことはいいか。 何と,大物を仕留めたイカツイおっちゃんの肩越しに, 釣れないくんとケロが写っていた。 遠目にも二人の真剣さが伝わってくる? って,釣れないくん・・・寝てんのか? |
今日の釣果。 季節柄,鯉のぼり風に, 大きい順にソートして並べてみた。 上から,真鯛,ハナダイ,ハナダイ,ハナダイ,真鯛,真鯛 フタ開けてみるとハナダイが多かったな。 次回は大幅サイズアップと真鯛の数を増やすぞぉ! |
さて,ひとつテンヤ,超おもしろい。 10〜20mと比較的ファジーな範囲からタナを探るおもしろさ。 何の前触れもなくいきなり来る魚信のドキドキ感。 間髪入れずスパーンと入れた合わせが決まったときの爽快感。 しなるロッドとドラグ音の心地よさ。 水中に白い魚影が見えたときの安堵感。 真鯛を手にしたときの高揚感と充実感。 おもしろすぎる,いや,すばらしすぎる。 コマセを使わないから臭いもないし,道具も少ないからすごく楽だしね。 完全にはまりました,ひとつテンヤ。 たいちょー,タイの刺身保証付きです。はやくこちらの世界にいらっしゃ〜い。 話はずれるのだが,このGWは悲しい交通事故が頻発しているね。 何を隠そう,この釣りの帰り道,ケロはとんでもなく眠くなっちまった。 何だか後ろ首のあたりがむずむずして,意識も別の世界に入り込んでいくような感覚に襲われた。 さすがのケロも,こりゃアブナイと思い,途中のコンビニ駐車場で仮眠のつもりが2時間ほど爆睡。 考えるに,あのバスの運転手はこういう状態で走り続けちゃったんじゃないかなぁ。 お客を乗せてるから「じゃあ寝ま〜す」って訳にはいかなかったんだろうな。 交代のドライバーが居ればあんなことにはならなかったろうに。 眠いときには無理せず寝る,正直に生きねーとな。 |
本日の釣果 | |
真鯛 | 3 |
ハナダイ | 3 |
本日の潮時(犬吠埼)[若潮] | |
満潮 | 干潮 |
00:29 | 06:42 |
12:25 | 18:38 |